Radio21 2007-11-26

Break the hate chain. No more kill!

2007/11/23-25に掛けての三連休に電波望遠鏡(パラボラアンテナ)を製作した。
が、不満点が有ったので早速改良した。電源がACアダプタから供給するように 成っているのだが、そのコネクタがディテクタ(検出器)のタッパの中に有る。 移動・運搬に伴って分解・組立する度に、タッパの中のコネクタをはずしては 電源線を引き抜き、またセンターポールの中を通して、タッパの段差で引っ 掛かるのをラジオペンチで引き摺りだしてコネクタを繋ぐ…、ってのは面倒と 邪魔が臭い。
そんなわけで和歌山からの帰宅途中、日本橋のシリコンハウス共立に立ち寄って DCジャックを買ってきた。これでコネクタを分解・組立の度にラジペンを探し 回らなくて済むようにする。


買ってきた2.1mmφDCジャック。1.8mのケーブル付。


テスタで極性を確認。中心プラス、周辺がマイナスGND. GND側に圧着端子を付ける。


実習の時に使ったDCジャックは外す。プラス側の配線をハンダ付け(丸で囲んだ部分)。 赤い線と、DCジャックの中心と繋がってる側の線を繋ぐ。
矢印部分のハンダは触らない。キャビティ(共鳴箱)の内部の部品までハンダが溶けて はずれたり、緩んで位置関係が動いてしまうと共鳴特性が変わってしまうので。


四角で囲んだ部分: 絶縁のためにビニールテープを巻く。
丸で囲んだ部分: GND側の端子をネジ止め。


するとこんな風にコネクタが両側ともセンターポールの外に出る。


架台への取付け。私は高橋ピッチ35mm間隔M8で取り付けた。


U字ボルトと金具。


簡単にパラボラ部分とセンターポールが組立てられるので、それをU字ボルトで 固定。


完成図。


中村和志のページに戻る