What is best ether card
(poor)English language
ether(イーサ) netは安価で便利だ。しかし、ether cardにまつわるトラブルも
よく聞く。安価で、トラブルが少なく、性能の良い ether cardは何だろうか？
Linux,FreeBSD,NetBSD,OpenBSDでの使用を前提として、
NetNewsで集めた情報と、私の経験から得たノウハウをまとめてみる。
10BASE
- ed
- NE2000
- ep
- 3Com 3C509
で、10BASEは決まりだ。特にNE2000互換カードは安価に出回っており、入手も
容易で、性能的にも不満は無い。しかし100BASEが、ether card, hub共に
安価になっており、今から新規に10BASEのネットワークを構築する必要は
無いだろう。
100BASE
今、最も一般的なLANは、100BASE-TXであろう。お勧めなのは、安い順に、
- sis
- SiS900(NETGEAR FA311,
MELCO.inc LGY-PCI-TXC等)
- de
- DEC 21x4x(別名 tulip)(Planex FNW-9802-T等) #ただしWindow2000でトラブル
- fxp
- intel EtherExpressPRO/100(8255[7-9])
- xl
- 3Com 3C905(無印)
このうちNETGEAR FA311は1000円強で入手可能だ。
逆に避けた方がよさそうなのは、
- vr
- VIA Rhine
- rl
- RealTek8129/8139(蟹印)
- dc
- Davicom DM9102
vrドライバのソースには、
* The Rhine has a serious flaw in its transmit DMA mechanism:
とある。送信側でメモリコピーが必要で性能が出ない。
rlは送受信両方でメモリコピーが必要。性能が出ないだけでなく、
負荷が掛かるとオーバランしてOSごと落ちる可能性が有る。ドライバの
ソースを見ると、
* The RealTek 8139 PCI NIC redefines the meaning of 'low end.' This is
* probably the worst PCI ethernet controller ever made, with the possible
とある。史上最悪のイーサコントローラだそうだ。Realtekも10BASE時代のNE2000
互換chip: 8029 は名作だったのだが。
Davicom DM9102は10回に1回くらい、起動時のネゴシエーションに失敗することが
あるが、起動さえ成功すれば後は問題無い。10BASEのダムハブに繋いでいた時は
全く問題無かった。
1000BASE
Gigabit etherと呼ばれているものだ。職場では光ファイバのものを使っていた。
I/Fカードも2万円を切っているようだ。私が最初にPC-9801用に10BASEのether
card:EGY-98を買った時より安い。しかし1000BASEのスイッチは、まだ高価だ。
家庭内LANで一般的になるには、もう少し時間が掛かるだろう。
PC-Card
CardBusでない通常のPC-Cardは基本的に16bit Busで100BASEの速度は出ないので
10BASEのカードで十分だ。ただカードから ether cable に繋ぐ為のカプラ
(通称 豚の尻尾)付きのものは、取り扱いに相当神経を使わないと、カードを
破損させてしまう人が多いようだ。「ノートPCをルータにするので2枚刺したい」
というのでもない限り、豚の尻尾無しで直接繋げるタイプのものが良いだろう。
- IO-DATA PCLA/T(500円)
- FreeBSD4.2で刺したら使えた。※豚の尻尾付き!
- corega PCC-TD(緑電器で2280円)
- chip: TAMARACK TC3299A。FreeBSD4.2で刺したら使えた。Linux OKの表示有り。
入手も容易で、お勧め。
中村和志のFreeBSDページ
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